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036 1987-04-15
Arŭnas KAZLAŬSKAS,
Litovio 2bk, Libro
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ソビエト連邦からの最初の手紙は、リトワニアから4月15日に36番目として到看した。航空便で9日間 かかっている。中には絵ハガキ2枚、封筒に貼られた切手が気に入った。ソ連の人と文通できるのも嬉しい。 文通申込みを添えた私の絵ハガキを、相手はとても喜んでくれた。5月26日にはエス語解説付の 『ソビエトとは、どのような国か』というパンフレットを受け取った。  広げると新聞の半紙ほどの大きさで、両面カラー刷りの立派なものだ。ヨーロッパの犬抵の国では、 この手のパンフレットが数種類作成されているようだ。

 ロシア領ポーランドの眼科医ザメンホフ博士によって造り出された世界共通語エスペラントの本が出版された が、最初の印刷に使用された言語は、当時のポーランドを支配していたロシアの言葉である。リトワニアは エス語が盛んなのだろう。こんなパンフレットは残念ながら日本にひとつもない。作成するように中央機関に 何度か提案したが未だ実現していない。

 今度の封筒にも、美しい山の絵のある大きな横長の切手が貼ってある。次々に受取る絵ハガキも素晴らしい。  近年発展し続ける東洋の国日本の文化や科学に関心を持ち、地区の建設現場監督で独身寮生活を満喫して いるアルーナス氏(30才)は、日本の建築物に大変興味を抱いている。勿論彼の地区のエス語の中心的 指導者でもあり、講習会の様子を色々報告してくれる。

 彼の地方の詩人が書いたという『人間』というタイトルの詩集を送ってくれた。読後私も著者の作意を汲んで エス語で短歌を10首ほど作って送ったら、まあまあ好評だったようだ。

 お互いの写貞も交換し、竹下夢路が描いたような和服美人の絵の、6枚組カレンダーも送ってやった。 8月の気温は19度、水温は16度だという。彼の地区の女学生が、エスペラント大会のコーラス部門で見事 優勝したと11月に伝えてきた。

 当然我々の話題はゴルバチョフのペレストロイカにおよんだ。以前では考えられないほど開放された環境下 にあり、国外の情報もどんどん入ってくるとのことだ。すでに8回目の手紙を受け取った。

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