00 : はじめに
(1) この提案資料作成のきつかけ
1 佐賀県西松浦郡西有田町が教育委員(教育長)の公募を決定する。(H14-06-12)
2 公募ニユースが新聞などマスコミで報道される。(H14-07初)
3 公募に至った理由(概要)は、次のような事情による。(私個人が理解し要約した内容です)
(1) 少子化や高齢化の進展、地方分権による権限の拡大
→→→ 大きな変革期を迎えている。
(2) これまでの教育委員会の役割
→→→ 学校教育中心だった。
(3) 社会全体が成熟化し、完全学校週五日制が導入され、長寿社会の到来
→→→ 生涯学習への対応など教育委員会の役務は多様化している。
(4) 学校評議員制度の導入
→→→ 地域に開かれた学校教育、個性を伸ばす教育が求められている。
(5) 教育現場の創意性尊重の実現
←←← 町民と教育関係者との連携、協力活動が必要である。
(6) 地域や家庭の教育力の向上対策、幼児保育や教育、生涯学習、文化振興、文化財保存
→→→ 広い見識と行動、主体性の発揮、既成概念の払拭、柔軟な発想が必要である。
専門的見識を持ち、
的確な行政手腕のある人材を
広く町外からも求めるため
教育長を公募する。
(2) 21世紀にのぞまれる教育体制
1 パソコン等IT機器を最大限に利用する。(新しい機器の活用)
2 児童生徒の疑問解決を支援する中で学習を進める。(興味や好奇心の醸成)
3 自分の力で、どれだけやれるためす体験学習を重視する。(自己解決力の向上)
4 高度学習希望者に対し、教材や設備や場所を提供する。(塾に代わる形態の採用)
(3) 私が教育に取組む理由
1 どこの国の言葉より、100倍もやさしい共通語(国際語エスペラント)と出会う。 (25年前)
2 「言葉が通じる」ことの大切さを知る。 (お互いに話が通じ理解し合えば争いはなくなる)
3 世界中の全ての人々が、母国語と共通語を学べは、交流は限りなくひろがる。(人生も豊かになる)
53歳でエスペラント世界大会(プラハ)へ単独旅行し、国際語の価値を確認する。(1997年7月)
4 全ての軸(教育、経済、政治、社会)に歪みを生じた日本を蘇生させる義務は、大人たちにある。
5 子どもたちが世界の人々と競い日本を発展させるには、相手の考え方や習慣を理解することが大切
である。
6 日中や日韓青少年交流活動で、仲介語として、国際語エスペラントの使用を提案してきた。(15年以上
前から)
7 1997年からは、新教育(特に『総合的な学習の時間』)に注目し、行政や学校へ国際語学習を提案し
ている。
8 福岡県東部地区を中心に延べ9中学校(50クラス約2300名)に、英語の授業で、国際語エスペラント
紹介授業を行った。ボランテイア校外講師として英語授業に協力し、謝礼相当額の国際語関係図書を
購入し学校図書室へ寄贈した。(2000~2001年度)
言葉も文化も習慣も違った
他人を受け入れられる
21世紀人の育成こそ
新教育の根幹となる。
(4) 国際語エスペラント習得の価値
エスペラント言語については、「財団法人日本エスペラント学会」のホームページ をご覧ください。
1 世界中の全ての国の人々と手紙を交換し、会話をすることができる。
2 インターネット上の教材でも、独習可能である。
3 個別添削方式の全国エスペラント通信講座で、誰でも学習できる。
4 盲人のための点字学習書も充実している。
5 外国のエスペラント語ラジオ放送を、インターネットや短波で聴くことができる。
世界には、正規教科として学習している学校もある。
国際語エスペラントを全学年全員で学習している学校は、
日本にはまだ1校もない。
全住民が学習に取組んでいる地域は、世界にもまだない。
言葉が障害となる交流は少なくなり、海外友好校や姉妹校、
友好都市や姉妹都市との交流が盛んになる。
地域住民が外国へ行かなくても、世界に触れる機会が増える。