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06 : 国際理解交流


       外国語学習は、単にひとつの国に親しみを感じるためのものではなく、
       広く全世界の国々に接する機会を得ることが重要です。
       そのためには、国際語エスペラントを学習することに意義があります。

 (1) 外国語学習

 

  1 小学校
   (1) 1、2学年  ローマ字(ワープロでのローマ字入力) → IT時代への基礎づくり。
   (2) 3、4学年  国際語エスペラント(単語、小会話、歌) → 海外文通の基礎づくり。
   (3) 5、6学年  選択学習(単語学習及び会話や簡単な歌での学習)
             (1) 国際語エスペラント → 国内に例なし
             (2) 韓国語 → 国内に幾つか例あり
             (3) 中国語 → 国内に幾つか例あり
             (4) 英 語  → 国内に多数例あり
             (5) その他の外国語 → 国内に僅かの例あり

 

  2 中学校
   (1) 全学年    英語必修 ← 新学習指導要領で規定されている。
       〔その他〕  選択学習(単語学習及び会話や簡単な歌での学習)
            (1) 国際語エスペラント → 国内に例なし
            (2) 韓国語 → 国内に幾つか例あり
            (3) 中国語 → 国内に幾つか例あり
            (4) 英語  → 国内に多数例あり
            (5) その他の外国語 → 国内に僅かの例あり

 

  3 地域学習
   (1) 生涯学習   集合場所での講習会 (姉妹都市・姉妹校・友好都市・友好校との交流情報)

 

  4 教材・資材
   (1) NHKテレビやラジオ放送のテキストを流用
             〇テキストが充実している。
             〇ビデオ録画などで繰り返し学習可能である。
             〇講師によって内容が変化しない。
   (2) インターネツトから音声合成で聴ける。
             〇いろいろな国の人の言い回しを学習できる。
   (3) 県国際交流課(センター)から借用できる。
             〇会話練習のビデオ 〇海外観光ガイドのビデオ

  5 最近の国際語エスペラント紹介授業実施(例)
   (1) 2000年度〔3校660名〕
      12月 福岡県宇美中学校(6クラス各1時限:延220名)。
      12月 福岡県粕屋東中学校(8クラス各1時限:延320名)。
      02月 福岡県須恵東中学校(3クラス各1時限:延120名)。
   (2) 2001年度中学校〔6校1600名〕
  12月 宇美中(6クラス各2時限:延440名)。 10日~13日 宇美中でエスペラント展示(絵葉書・本)
  12月 古賀北中(9クラス各1時限:延360名)。15日~19日 古賀北中でエスペラント展示(絵葉書・本)
  01月 志免中(7クラス各1時限:延250名)。 24日~25日 志免中でエスペラント展示(絵葉書・本)
  02月 篠栗中(6クラス各1時限:延210名)。
  02月 新宮中(8クラス各1時限:延320名)。 21日~25日 新宮中でエスペラント展示(絵葉書・本)
  02~03月 春日東中(7クラス各1時限:延250名)。

                                                                26日~01日 春日東中でエスペラント展示(絵葉書・本)
                                          26日 春日市「ケーブルステーション福岡」取材後地域放映。
   (3) 2002年度高等学校(予定)〔 ? 〕
      04~03月 高校英語教科書『New Atlas Ⅱ』使用校調査開始
           Lesson 8 に、Zamenhof - creator of Esperanto の記述あり
           福岡県:1校、熊本県:2校

 (2) 外国語講師(指導者)把握
 

  1 地域在住外国人の登録  校外講師としていろいろなことを教えてもらう。
  2 外国語習得者の登録    外国語別に把握する。
    〔国際語の場合〕    語学に興味のある人は半年ほどの学習で児童生徒への指導ができます。
                国際語エスペラントは、インターネツトで自宅学習も可能です。
                                   エスペラント入門講座
  3 講師謝礼        一定額(低額)を町経費から支払う。
 


 (3) 国際交流の意義

  1 文化や習慣が異なる人々の生活や考え方を知ることができる。

         → はば広い理解力の養成
  2 直接会えなくても、海外文通やインターネツトなどにより、相手と会話できる。

              → 遠隔地の他人と接触
  3 相手の質問に対して、根気良く、丁寧に説明する姿勢が生まれる。

         → 忍耐強い応対姿勢の養成
  4 自分の国のことを伝えるのに、正しい説明を理解する必要がある。

         → 自国文化や習慣の再認識

 ※ 「エスペラント語」を、全生徒が学習している学校は、まだ日本にない。
 ※ 「エスペラント語」を、全住民が学習している地域は、まだ世界中にない。
 

 (4) 国際交流の具体的な取組み
 

  1 地域外国人との交流   日本の生活で困っていることや日本人へのアドバイスを聞く。
  2 各種イベント参加    県内外の国際イベント(福岡のアジアマンス等)に積極的に参加する。
                  〇料理教室 〇パーテイ 〇お祭り
  3 海外友好や姉妹校交流  訪問や受け入れの実施
  4 短期間交換留学      一学期間の交換留学    → 民宿で支援。
  5 交換留学生用宿泊施設   学校の空き教室の改造  → ベッド式宿泊施設への改造
  6 1ヶ月間交換在籍制度  国内及び地域内でも実施 ← 同じ教科書を使用している学校を優先

 ※ 世界中の全ての国々と友好関係を結ぶ。
 ※ 世界中に、友好都市をつくる。(特にアジアの国々、中国や韓国)
 ※ 私がひとりで取り組んだ国際交流活動です。

  1 マイセン市民への有田町及び陶器市紹介
  (1)陶器市で購入した日曜品(湯呑・盃・茶碗・皿・小鉢など)を贈呈
  (2)陶器市写真展入賞者より写真の提供を受けて贈呈
  (3)マイセン陶器製作所のサークル室で、ミニ展示会を開催(エスペラント文通相手)

  2 来日エスペラントチスト(エスペラント語を使用する人)の観光案内
  (1)ベルギーからの訪問者を有田陶磁文化館・ポーセリングパークなどへ案内
  (2)マイセン市からの訪問者を有田町役場・有田陶磁文化館・ポーセリングパークなどへ案内
  (3)オランダからの訪問者を有田陶磁文化館へ案内

  3 エスペランチストを訪ねた一人旅
  (1)韓国光州市のエスペランチスト(文通相手)を訪問(2泊3日)
  (2)ドイツ四都市(フランクフルト・ミユンヘン・コスウイグ・ベルリン)の

     エスペランチスト訪問(5泊6日)
  (3)中部ヨーロッパ10カ国18名のエスペラント語仲間を訪問した単独旅行(58日間)
  4 世界エスペラント大会への参加

  (1)中国・北京大会 (2)韓国・ソウル大会 (3)チエコ・プラハ大会

​  (4)ポーランド・ビアリストック大会

 

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