09:私の総合学習
ほんとうのとりくみ
計画される100時間は
学校や教師に与えられたものではなく
生徒の一人一人に与えられた時間だということを
指導者は、絶対に忘れてはなりません
教師たちが与えたテーマや
一定の枠の中からテーマを決めさせるのでは
『総合的な学習の時間』の
本当の運用にはなりません。
子どもたち本人が
テーマを選ばなければ
『総合的な学習の時間』設定の意図は
90%成功しないでしよう。
テーマを決めること
それ自体の行為が
『総合的な学習』なのです。
『総合的な学習の時間』授業にテキストはない。
児童生徒が選んだテーマで、
さらに理解を前進させたり、知識を増やしたり、
途中で関連のある新しいテーマへ発展させたり、
一人一人の関心事は常に異なっている。
生じた全ての疑問を、
児童生徒自身が解決するための、
適切な助言だけが必要であり、
国語や数学のような教科授業のように、
決められたテキストや教師用指導書などは無用である。
テキスト等が存在すること自体、
『総合的な学習の時間』の理念から外れている。
(1) 「新学習指導要領」や『総合的な学習の時間』に関する情報は、私のホームページをご覧ください。
私のホームページの項目です。 総合学習(概要)
★ 新しく取り入れられた『総合的な学習の時間』のことを『総合学習』と読んでいます。
★ 自ら考え、生きる力を育てることを基本にしています。
★ 学校や家庭や地域が一体となって、子供たちの教育に関わりを持とうとするものです。
★ しかし、一般の国民はその概要さえも理解していないというのが実態です。
★ 教育現場である学校の教師も理解不十分なのか、具体的な施策に苦慮しています。
★ 例として、国際理解や交流、情報通信、社会福祉、環境問題などがあげられています。
★ この運用は、全て学校長の責任で行って良いことになっています。
★ 到達点を設定した評価は行わず、学習態度や取り組み過程を重視します。
★ 自分で解決する力の養成に、重点を置くことになっています。
1 『総合学習』の位置付け
2 『総合学習』の取り組み方(私案)
3 国際語利用と『総合学習』
4 全国の実践例
(2) 地域での「完全学校週5日制」に関する活動提案は、私のホームページをご覧ください。
私のホームページの項目です。
2002年度から公立の小中学校で、2003年度からは公立の高等学校で実施される、新学習指導
要領特に『総合的な学習の時間』について理解を深めるためのもので、完全学校週5日制による実施
土曜日の利用について地域住民による運営の「こどもとおとなの土曜日」発足を呼びかけています。
資料01 自主団体「こどもとおとなの土曜日」(仮称)開設について
資料02 「こどもとおとなの土曜日」開設の呼びかけについて
資料03 仮様式 「こどもとおとなの土曜日」
(3) 全国の取組み状況は、次ぎの資料や、他のホームページ検索でお調べください。
1) 児童生徒が自ら取組みたいテーマを探すことに、忠実に取組んだ学校はほとんどないようです。
〔参考資料〕 特色ある教育活動の展開のための実践事例集
-「総合的な学習の時間」の学習活動の展開- (小学校編) 平成11年 文部省発行
(中学校・高等学校編) 平成11年 文部省発行
2) 日本カリキュラム学会第13回大会での幾つかの発表も、最終的には教師が与えたテーマでした。
(2002-07-06,07 会場:九大箱崎文系キヤンパスで開催)
(4) 『総合的な学習の時間』に関する新カリキュラム(提案)は、私のホームページをご覧ください。
私のホームページ『学校教育(総合的な学習の時間)と 国際語エスペラント』
の中の『新教育とカリキユラム』の項目です。
資料01 第13回大会プログラム概要
資料02 課題研究I 概要
資料03 課題研究II 概要
資料04 公開シンポジウム概要
資料05 自由研究概要
資料06 私個人の感想・意見・提案