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2.東京電力福島第一原子力発電所事故時の私の家族
大震災が起きた3月11日、私は福島第一原子力発電所(以下、福島第一原発)から43キロ離れた「相馬市」の自宅に住んでいました。
そこでは妻「恵理子」49歳、娘「しほり」15歳、母「きみい」73歳(自宅に看護師が必要)の家族5人で暮らしていました。
地震の直前、父「清」73歳がガンの疑いで「相馬市」の公立病院に入院しました。
3月11日は娘の高校の卒業式でした。 吹奏楽部に所属し、全国吹奏楽コンクールに3年連続出場。
彼女は教師と吹奏楽部の指導者を目指して県立学校に合格し、入学を楽しみにしていた。
私と妻は娘の卒業式に出席し、帰郷後は娘の成長を見守り、高校の入学式に出席する予定でした。
50歳という節目を迎え、今後の事業をより一層頑張ろうと妻と話し合いました。
そんな時に大地震が起こり、原発事故が起きました。
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