意見陳述書
原発事故は人間の生命と自然を完全に破壊する!
なぜ私がこの報告を作成したか
この意見書は、福島県相馬市にお住まいの個人とそのご家族の福島原子力発電所事故の被害者としての体験に基づいて作成し発表されたものです。 その人は、関西地方の原発事故避難者訴訟団体の副代表として訴訟を起こしている佐藤勝十志(さとう・かつとし)氏です。
九州玄海地方裁判の第44回口頭弁論が、2023年10月27日(金)に開かれました。 裁判では関西地方原発事故避難者裁判の副代表を務める佐藤勝十志氏が、自らの過酷な体験に基づいた意見陳述書を発表した。
目 次
1. 東京電力福島第一原子力発電所事故当時の私
2. 東京電力福島第一原子力発電所事故時の家族
3. 原発事故の真実を語らない不信感から避難を決意
4. PTSDによる妻の異常行動
5. 地元の病院で十分な治療を受けられなかった父の損害
6. 残酷な行政境界線
7. 娘の甲状腺放射線被ばく
8. 最終陳述
翻訳者のメッセージ : 橋口成幸;エスペラント伝習所須惠(日本)
プーチン大統領がテレビニュースでウクライナ侵攻における核兵器について語ったが、それとほぼ同じ頃、私はティナ・コルドバ夫人が自分の地区(ニューメキシコ州)での核爆弾実験後の汚染被害(死の灰)について抗議活動を行っていることを知った。
すでに私は米国在住のエスペランティストを通じて「HIBAKUSHA」(原爆被害者)に関するオンライン文書のことを彼女に伝えていました。
この度、私は九州玄海地域原子力損害賠償訴訟の賛助会員として、佐藤勝十志氏の意見陳述書を読む機会がありました。私はすぐに佐藤氏に連絡し、彼の意見陳述をエスペラント語に翻訳する許可を得ました。
ここで私はこの文書をインターネット上に公開し、読者の皆様に、この文書を親愛なる友人たち、できればマスメディアに広めていただくよう心から願っています。
意見陳述書原本(日本語): https://no-genpatsu.main.jp/download/iken_satou.pdf
テイナ コルドバさん(英語) : https://globalejournal.org/contributors/tina-cordova
被爆者(HIBAKUSHA)(日本語、英語、イタリア語) : https://atomkonto.wixsite.com/hibakusha